出店しないキッチンカー⁉️
今回のテーマは出店しないキッチンカーです!
キッチンカーなのに出店しない?
説明します。
本来キッチンカーはスーパーの店先に出店したり、イベントに出店したりして営業いたします。
ただ、新型コロナウイルスの影響でイベントの中止や出店先の店先にお客さんがあまりこず、売り上げが見込めない場合がございます。
そういう状況のなかで、私はキッチンカーの新しい形として、コーヒーのデリバリーに取り組み出しました。
内容としてはそのまんまコーヒーをデリバリーすることです。
ただ、作り置きをポットに入れて届けることやその場でキッチンや場所を借りてコーヒーを作るのではなく、キッチンカーがキッチンカーと言われる所以。
そうです!
移動できる台所というところ。
事前にキッチンカーの中身を普段使用からすぐにコーヒーが提供出来るように準備して、お客様の勤め先やご自宅先に向かいます。
そして注文をいただいてからミル挽きをして抽出するように事前準備をしておきます。
(お湯は事前に沸かしたものをポットに入れておいて時短してます)
何故?こういったサービスを考えたかと言うと。
- 出店先に来て頂かないといけないから。
- 雨風の影響で出店中止の場合があるから。
- 出店料が発生するから。
前からこの3点がどうにかならないかと考えていたからです。
まず、1の問題は出店先に来ていただくことです。
これは都会では考えられないかもしれませんが、地方ではオフィス街に出店するとき場所を貸していただけるような企業へのお話では、個人の力では貸してもらう事ができないから。
と、なるとスーパーや道の駅、商業施設の店先を借りることになります。
そういった店先では少なからず常連のお客さんはできますが、生活の中にキッチンカーが存在するということではなく。
ついでに買っていこう!という流れでの購入が多いです。
あと、集客自体をその店先に頼ることになってしまいます。
今回の新型コロナウイルスやその他の影響で出店先が営業をお休みになった時はキッチンカーも出店がお休みになるケーキもあるからです。
続いて2の問題です。
これは全国のキッチンカーや移動販売の方の悩みでもあると思います。
大雨ではない限り出店はできますが、お客さんが雨の中で商品をわざわざキッチンカーで買いたいと思うのか?
よっぽどそのキッチンカーの商品が魅力でどうしても買いたいというケースは稀にありますが、大抵は雨のなか買うというのはそこでじゃないと買えないから、もしくはそこで買わないと時間がないからだと思います。
となると地方では少し移動すればコンビニや飲食店がございます。
雨のなかわざわざそこで買わなくてもいいという条件が地方にはありますので雨の強い日は売り上げが下がります。
風も同じく異物混入の可能性も高くなりますし、商品を提供する事にすら影響が出る場合もございます。
最後は3の問題です。
出店する以上は間借り、イベント関係なく出店料が発生するでしょう。
(知り合いや自分の土地で発生しない場合もたまにありますが)
その出店料が売り上げの○%なのか?
1日○○円なのかは条件次第ですが、売り上げから引かれる事に変わりません。
もちろん当たり前の話しなんですが、ないに越した事はないです。
デリバリーをする事は出店をしないし、場所を借りる事もないので出店料が発生しません。
以上の3点を解決出来ないかと考えた結果がデリバリーでした。
珈琲やその他のドリンクではないと出来ないことかもしれませんが、個人様の集まりから企業様からの依頼と幅広く予約を受けるシステムを導入しています。
例えば、企業様のイベントに呼ばれる場合や福利厚生として会社買取で従業員さんへ商品提供などのケースに繋がることもあります。
先行投資として動ける曜日の確保と幅広い活動は営業日以外でも必須です。
もちろん、保健所と警察にも説明をして必要な許可など営業をしてもいいと確認をしたうえで行っております。
来てもらうのではなく、こちらから伺う。
新しいキッチンカーの形を模索しながらの毎日ですが、まずはしっかりと呼ばれるキッチンカーになる取り組みです。
その為にも今も続けている出店では一人一人の接客と商品のクオリティーが求められます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。