〜内容と提供する場所の違い〜
こんにちは。
今回のテーマは
「内容と提供する場所の違い」です!
よくある間違いとまでは言わないが、常連となるお客さんへ繋がりにくいものになるので明確にしておいた方がいい部分です。
さて、先日ドラッグストアの店頭で「唐揚げととり天」を販売している他府県ナンバーのキッチンカーを見かけました。
調査も兼ねて購入することに。
メニューのバリエーションとしては基本の唐揚げととり天を中心にバリエーションが何種類かあり、仕込みや提供スピードに時間があまりかからない構成のメニューでした。
店主と簡単な会話で、お店となる店舗がありキッチンカーでは普段イベントをメインに活動している。
という事でした。
聞いたイベントの規模はとても大きく、一般的には参加出来ないような規模のイベントでした。
しかし、新型コロナウイルスの影響で軒並みイベントが中止、今年はキッチンカー営業での売り上げは大幅に下がってしまうとのこと。
イベントでは1日に約100万円越えの売り上げを記録する人気で実力派のキッチンカーだと言うことも話しておられました。
やはりスーパーなどの店先では全く売り上げが違うみたいです。
そんな会話をして唐揚げを購入して家で食べようと袋から取り出したときです。
袋の中に油がギットリ!!
横になった記憶はないし、溢れるほど脂っこいのが売りなのかな?なんて思いながら食べてみました。
うん。
普通!笑
味覚の違いで美味しさの評価としては何も言いません。
ただ、僕の感想は普通でした。
で、前置きが長くなりましたが何を感じたかと言うと。
支払いのやり取りにしていた青い手袋(もちろん衛生面で気をつけている証拠)ですが、おいおい!
その手袋すごい油付いてるし、お釣りも油が付いたのかテカテカしてるし、手袋変えずにそのまま食材とかに触れてたら手袋の意味がないじゃん⁉️
結果その手袋で付いた油が容器の底に付いてたんだなぁって。
あぁ、イベント出店ではより多くのお客さんを捌く(あえてわかりやすく表現しました)必要があるから、そこまで意識しなくても売り上げが残るんだ。
おしぼりもなければ油が付いてることも気にしてられないのかなぁって、イベント自体の規模が大きくなるとお客さんはほっといても来ます。
来ない方がよっぽど珍しいくらいです。
1番求められるのはスピード!
それに対応することは簡単ではないですし、すごいこと!
しかし、一歩イベントの外で出店した時に求められるものの順位は変わります。
スピードも必要ですが1番ではないでしょう、清潔さや料理の見た目、こだわりなども1番になりえます。
どちらの内容で営業するかのスタイルを確立り、それに見合った場所で出店する。
「内容と提供する場所の違い」
今回は組み合わせが少し違ったのかなぁって思いました。
もちろん今回のパターンや逆のパターンで行うのがダメではありません。
しかし、その場で求められているものにある程度応えられるようにする必要はありますし、その場に応じた目的を持って取り組む事も必要です。
提供スピードが遅い
×
イベントの規模が大きい
Ⅱ
来場人数が多いからお店の"こだわり"や"存在を知ってもらって"平日の営業へ足を運んでもらうように広告活動も含めて出店する。
提供スピードが早い
×
イベントの規模が小さい(平日営業や来場人数が少ない場合)
Ⅱ
普段のスタイルより1つひとつのサービスを丁寧に(おしぼりをつけたり、付いてしまった油を拭いてあげたり)する事で次回別イベントの時にも購入してもらうように味以外の印象を良くすることに意識する。
など、状況に応じて臨機応変に対応し目的を1つに固定するのではなく、毎出店ごとに目的を決めて営業する取り組みが常連のお客さんへと繋がります。
自分はどういうスタイルでこういうサービスならどういう場所で求められているのか?
この場所ではどういう事を目的に営業するのか?
コロナウイルスの影響で求められるものや価値観が変わるなかでもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。