キッチンカー提供料理の下準備は?
こんにちは〜!
キッチンカー役立つ情報です。
今回はキッチンカーや移動販売で提供する料理・ドリンクなどの下準備についてです。
キッチンカーなどで飲食物を提供する場合はどこまで準備しておけばいいのか?できるのか?
まず、下準備ですが保健所の許可を得ている
キッチン(レンタルキッチンなど)を使用する場合はどの段階まででも準備できます。
言ってしまえばお弁当を作ってそれを車で売る。というスタイルでも大丈夫です。
ただ、なるべくレンタルキッチンなどを借りる費用を抑えたいのであれば仕込みはキッチンカーの中でしなければなりません。
(自宅のキッチンではダメ🙅♂️)
キッチンカーの中で作れる物しか提供できません。
逆に言えばキッチンカーの中で一から作るのであれば何でもOKだと思ってくれてもいいです。
(特殊な資格・許可がいるものを除いて)
都心部では仕込みは別場所で行い、現場では注文を頂いてから盛り付ける。
というケースが多いです。
なるべくキッチンカーで行う作業を減らせばそれだけ効率よくお店が回るのでランチどきの1時間でもそれなりに数多く売れます。
提供に1分として、60分で60食という計算になります。(かなりザックリですが…笑)
ただ、都心部の場合はそれだけ人が多く求められているのは早く提供してもらう事。
だと言うことをお忘れなく!
地方でされる場合はただ盛り付けるだけでなく、メインとなるお肉などをその場でカットするという演出をしてもいいと思います。
それは何故か?
イベントなどを除けば都心部ほど提供される早さを求められていないから。
目の前でカットされるお肉や作られるドリンクを見る事もお客様の楽しみだったりするからです。
例えば…
注文を頂いてから保温ポットから出されるコーヒーと、注文を頂いてから豆をミルして作るコーヒー。
どちらが美味しく感じますか?
もちろん作り置きではなくてお客様がくる直前に作ったコーヒーをポットに入れていたとしても!
お客様にはそれは伝わりません。
多少の時間はかかったとしても一から丁寧に作ってくれたコーヒーの方が美味しいに決まってます。
提供する前に目と鼻と耳でお客様へ提供する。
出来上がりを渡すのではなくその前から、作る工程から提供する!
それが伝われば、その数十秒の時間はロスになりませんし丁寧に作る事で安心してもらえるようになり、また次回来ていただける確率が高くなります。
コーヒーで例えましたが、何を提供するにしても一部分は作る工程を見せるのもアリです。
何を提供するかによってどのレベルまで仕込みをするのかはバラバラですが、必ず見せ所の部分はあるのでそこを見極める事も大切なことです。
仕込みを別場所で行う事で提供できるメニューの幅がぐんっと広がるのでとても魅力的ですが、売り切れてしまえば作る事ができないデメリットもあります。
イベントなどで早々に売り切ってしまい、まだイベントが行われているにもかかわらず営業できないお店も数多く見てきました。
そういう機会損失はなくしたいものです。
キッチンカーで出店しているメリットを最大に
活かしながら、最少の時間で提供するようにする!
最短時間で提供するならコンビニと変わりありません。
目の前で自分の料理(ドリンク)を作ってくれている!という感覚を与えることも大切です。
是非、喜ばれる為の工夫をお客様目線で考えてみてはいかがでしょうか?(^^)